勉強ってなんだ②
前回の勉強ってなんだ①の続きです。
前回は東工大に合格した人の勉強タイプについて話しました。
が、私が書きたかったのはここからです。
多くの人が勉強しているときに一度は考えるであろう疑問、
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
ってことです。
ちなみに、私自身はこの疑問をほとんど持ったことがありません。
理由は簡単で、模試の結果や成績表が好きだったからです。
模試でいい結果を残すためには、勉強しないといけません。
私は当然の流れで勉強をしていました。
とても苦手だった国語も、模試の対策を考えたりするのは好きだったので
対策に応じた勉強はしていました。
でも、これってたぶん、小学生から勉強する習慣がついていたからこそできると思うんです。
昔から読み書きそろばんとはよく言われたものでしたが、
私はこれを小学生の時からやっていました。
ゆとり世代にどっぷりつかっていた私ですが、
ある程度親が教育熱心であり、私に勉強をさせていました。
また、小学校4年生からは近くの家庭塾のようなところに行き
週2回ひたすら計算問題や漢字の読み書きなどを練習していました。
このような基礎があると、計算や読み書きに抵抗がなくなります。
すると、中学や高校に入ったときに難しい勉強が始まったとしても、なんなく対応することができます。
例えば、計算に時間がかかる子供が、中学の二次関数の問題を解くときには、二重苦があります。
それは、二次方程式を解くという計算上の苦とそこからグラフのことを考えるという苦です。
計算が得意な子供が二次関数を解くときには二次方程式は難なく解け、そこからグラフについてのみ考えればよいのです。
二次関数の例では二次方程式の計算が苦になるかならないかの話だけでしたが、
二次方程式を解くにも同じように計算に時間がかかる子供は、文字式の苦、因数分解の苦など
苦がどんどん重なっていきます。
この苦が重なって限界を超えると、数学が嫌いになってしまいます。
実際には、人によって数学が苦手だったり、勉強が苦手だったりする傾向がある子供はいると思います。
それでも、勉強が苦手な子供はそもそも小学生の計算や読み書きが苦手であったりすることが多いです。
高校でも数学などどんどん難しくなっていきますが、やっぱり苦手な人は、基礎的な計算の練習が足りてなかったりする場合が多いと思います。
何が言いたいかというと勉強が苦手になるのは、ある程度適性があることは認めますが、やはり基礎的な練習が足りていない場合が多いです。
人によって練習量は異なりますが、すらすらできるようになるまでやるのがいいと思います。
また話が脱線してしまいました。
次こそなぜ勉強しなければいけないかを話したいと思います。