すごいおおざっぱな勉強法<数学編>
大学受験での経験を生かして、私がおこなってきた各教科の勉強法や勉強するにあたって意識したことをまとめようと思います。今回は数学についてまとめました。
勉強法は人それぞれですから、絶対にこれが正しいというものはありません。
一番重要なことは、自分にあった勉強法を見つけることだと思います。勉強法に悩んでいる人は、先輩の合格体験記やブログを参考にして、自分にあっていれば続ければいいし、あっていなければほかの方法を試してみる、というのがいいと思います。
数学
計算力
私は高校で、4ステップやサクシードのような問題集や学校で出される課題を解きまくっていたので、計算力には自信がありました。
私の場合はまず、教科書の例題を見て、その分野で出てくる公式のあてはめ方などを学び、例題の下にある演習問題を例題と同じように解きます。たとえ。教科書の内容があまりわからなくてもまずは公式のあてはめ方を機械的に覚えました。
普通は、まずしっかりと理解してから問題を解くのがいいかと思われますが、理解してから解こうとすると、理解できなかった時に、時間がかかってしまいます。また数学が苦手な人だとそこでつまずき、どんどん解けなくなり、負の連鎖になってしまう可能性が高いです。計算力はあとあと難しい問題を解くうえで重要になってきます。
教科書レベルの内容なら、まず手を動かしてから、そのあと理解に努めたほうが私は良いと思います。
大学受験レベルの解法パターンの収集
基本的な計算力がついていれば、やさしい理系数学や入試の核心標準編などで解法パターンを理解し、覚えることができると思います。この段階で、基本的な計算力がないと、なかなか思うように演習が続かないと思います。
また、理系で数学Ⅲまで使う人は、数学Ⅲ標準問題精講など、微分や積分にできるだけ特化した問題集を使うべきだと思います。微分積分は、どこの大学でも頻出だと思いますので。
標準問題や典型問題をたくさん解くことで、難関大入試でも太刀打ちできることができるでしょう。
論理力
数学で必須な能力です。とはいっても、これらは問題を解くという経験から、得ることができます。
例えばですが、
「文字aで割る」
という操作をするときに、あなたはどのようなことを考えますか?
わたしなら、すぐに
「aが0か0でないか」
ということを考えます。たぶん数学に慣れている人なら、当然のことだと思うでしょう。問題集の解説には当然のように書いてありますが、慣れていない人にとってはスルーしていしまう可能性もあります。
このようなことって、問題集で大々的に取り上げられることは少ないと思いますが、数学の問題を解くうえではとても重要なことです。模試などではそこら辺がしっかり書かれていなければ減点されます。
重要なことは、自分の書いた答案が論理的に正しいのか、一つ一つの式がなぜそのように書けるのかを確認ししながら、問題を解いたり、解説を読むことです。