細野真宏の数と式[整数問題]が本当にによくわかる本

数と式[整数問題]が本当にによくわかる本 (細野真宏の数学が よくわかる本)

 浪人時代かなり救われた問題集の一つです。4月から6月にかけて集中的に問題演習を行い、その後は継続的に苦手な問題をピックアップして勉強しました。現役時代対策が不十分であった整数分野が得意分野になりました。かなりぶ厚い問題集ですが、これは計算過程がどの問題集よりも丁寧で、わかりやすいためです。また、整数問題の基礎の基礎から、難関大入試の問題まで、幅広く対応しています。これ一冊で整数問題に関しては問題ないでしょう。現在は教育課程が変わり高校でも整数問題は学びますが、やはり整数問題は難しくわかりにくい問題が多く、苦手な人も多いかと思います。この問題集があれば、塾や予備校に行ってない人でも対応できると思います。

一つだけ難点を上げれば、紙質が古紙のようなものなので、少し使いづらいかもしれません。それでも内容は素晴らしいので、整数問題に悩んでいる人はぜひ使ってみてください。