すごいおおざっぱな勉強法<化学編>
大学受験での経験を生かして、私がおこなってきた各教科の勉強法や勉強するにあたって意識したことをまとめようと思います。今回は化学についてまとめました。
勉強法は人それぞれですから、絶対にこれが正しいというものはありません。
一番重要なことは、自分にあった勉強法を見つけることだと思います。勉強法に悩んでいる人は、先輩の合格体験記やブログを参考にして、自分にあっていれば続ければいいし、あっていなければほかの方法を試してみる、というのがいいと思います。
化学
単純暗記
私はもともと暗記が得意だったので、化学でも主に無機化学や有機化学は比較的得意でした。
化学の場合は数学や物理とは違い、単純な暗記をしていれば解ける問題もあります。これは東大でも京大でも同じです。私の場合、近くにあった古本屋で見つけた、たぶん自費出版だと思われる、ただただ反応式などを暗記させるような医学部向けの化学とかいう問題集を購入して、ひたすら繰り返しやっていました。普通の本屋でも暗記に特化した本は売っていると思うので、そのような問題集を買い、暗記するのがいいと思います。
有機化学の構造決定の問題もある程度知識があれば、問題演習を繰り返し行うことにより、得意にすることができます。
化学においては、単純な知識をどれだけ多く持っているかも重要になってきます。
理論化学(計算)
蒸気圧や化学平衡の問題は難関大でも頻出です。計算問題が苦手な人も多いかもしれませんが、ある程度は解法暗記で乗り切ることができると思います。事実私も解法暗記で乗り切ってきました。しかし、今考えてみれば、もう少し理解が伴っていれば、楽に計算問題も解けたのではないかと思います。
それでも、化学は物理と違い大学入試のみに焦点を当てるならば、解法暗記で計算問題を克服することは可能です。
化学は暗記に頼りきりでしたが、ある程度の偏差値はだせたので、それでもいいのかなあというのが正直な感想です。