勉強ってなんだ③
前回の勉強ってなんだ②の続きです。
今回こそ
「なぜ勉強しなければいけないのか」
について、話したいと思います。
皆さん「ドラゴン桜」を知っているでしょうか。
私は中学3年生のころこの漫画に出会いました。
この本を読み、素直に
「東大って簡単なんだー」
と思い、3年後そんなことはないと世間の厳しさをわからされました...
この漫画の一コマに次のようなものがありました。
ドラゴン桜はかなり偏差値の低い高校を変えていくために、東大合格を目指す漫画ですが
この「勉強しろ」
という言葉には様々な意味が込められていると思います。
私がいままで勉強してきて思うことは、
勉強ってやっぱ大事
ってことです。
実際に社会にでてから、中学高校で学んだ数学とか国語をそのまま使ってお金を稼ぐ人ってほとんどいないと思います。
ではなぜ大事かといいますと、
中学高校での勉強が、人間に論理的思考を可能にするからだと思います。
論理的思考とは、簡単に言えば、ある出来事が起こったとして、その理由を考えることができる能力です。
論理的思考がなぜ大事かというとドラゴン桜に描かれていた通りで、
社会に出てだまされないためだと考えています。
(詳しくはドラゴン桜を読みましょう)
最終的に得をしたり幸せになっている人は勉強ができるかは別として、自分の考えをしっかり持っていたり、相手のことを考えたりすることができる人だと思います。
勉強をすることにより少しでも論理的思考が得られることは確かです。
各科目についてみてみます。
国語
様々な文章を読んで、論理的思考を得ることができます。
数学
問題を解き、計算をするときに、常に「なぜこの計算をしたのか、どうしてこの式が必要なのか」などを考えます。
英語
もちろん、外国人とのコミュニケーションのツールとして学習しますが、英語は日本語より論理的に簡潔な文章が多いので、論理的思考を鍛えるためには英語の勉強はうってつけです。
理科
物理・化学・生物・地学によって計算が多めの科目があれば暗記が多い科目もあります。一見暗記はただ覚えるだけで論理的思考など鍛えられないと思われますが、暗記しなければ、その後の論理的思考ができないのです。
社会
ただの暗記科目と思っている人もいるでしょうが、社会は考えることが多いです。「なぜこの戦争は起きたのか」、「なぜこの土地ではこの作物がとれるのか」、このようなことを考えながら勉強するのが社会科目だと私は考えています。
まとめ
論理的思考を鍛える材料=暗記したこと
と私は考えています。
論理的思考を鍛えるためには、暗記が必要になります。
暗記は敬遠されがちですが、私は絶対必要だと思いますし、
暗記していなければ、より複雑で難しいことを考えることはできないと思っています。
実生活では考えることの連続です。
しかし、今世の中はどんどん便利になり考えるということをしなくても
生きていくことはできます。
しかし、その便利さの対価として社会のルールを作る側の人から搾取されるのです。
人には向き・不向き、得意・不得意があります。
ですから、なんでもいいので、1科目くらいはしっかり勉強していくことが
自分のためになるのではないでしょうか。